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老舗論 前編

山本屋の法則、というものがある。
ある、というか私が考えた。

例えばあなたが名古屋に観光に来たとしよう。
そして地元のおっちゃん、まあタクシードライバーでもたまたま飲み屋で隣り合った煮え煮えのおっちゃんでもよいのだが、まあええ感じのおっちゃんに
明日は山本屋で味噌煮込みうどんを食べようと思ってるんです、と話をふってみたらかなりの確率で以下のような答えが返ってくるだろう。

あそこは高いばかりでちっともおいしくない。
だから地元の人間は誰もいかないし行くのは何も知らない観光客だけである。
自分の行きつけはもっと安くてずっとおいしくいつも地元の人間でいっぱいである。

あなたが取るべき行動は一つである。
やっぱり地元の方にうかがってみるもんですねえ、と喜んだふりをしておっちゃんを好い気にさせた上で、翌日予定通り山本屋に行くのである。
胃袋と時間と金銭に余裕があれば、そのおっちゃんお勧めの店とやらにハシゴしてあらためて山本屋のすばらしさを相対的に噛み締めるのも一興である。

その土地土地の名物料理。
一番有名なのはたいていそれを最初に始めた老舗である。
そしてその店は多くの場合同業他店より値段が高い。
そして地元の人間は主にその事を理由にその店を全否定ないし部分否定する。
もっと安くておいしい店はいくらでもある、と言う。
しかし実際のところわりかしほとんどのケースで、結局その有名な店が一番おいしかったりするのである。

これが、山本屋の法則、である。

つづく
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プロフィール

イナダシュンスケ

Author:イナダシュンスケ
業態開発とメニュー開発を中心に飲食店の雑用全般。enso / Erick south / Erick curry などなど。
ただしこのブログは完全プライベートであります。
偏り気味の食文化論、役に立たない食べ物ウンチク、飲食店の愉快でトホホなリアルライフ、そしてたまにはヒット数稼ぎの阿漕なレシピ公開、好きなものを好きと言うだけの中身の無い雑談、などをだらだらと垂れ流す予定です。
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https://twitter.com/inadashunsuke

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