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老舗論 後編

老舗は同じジャンルの他の店との比較で最もエッジの立った商品を提供している事が多い。
エッジが立った、は、特徴が強い、と言い換えてもいいし、極端な、と言ってもいいと思う。
あと付け加えると、老舗は一見割高に見えてその実、え?そこ?というような部分にコストをかけている事が往々にしてある。
そしてそれがオリジナルな魅力につながっていたりする。

競争に巻き込まれて最適解を目指すということは、万人受けとハイ・コストパフォーマンスを目指すということでもあり、それはつまりお客さん側に主導権の大部分を明け渡していると言えるのかもしれない。
老舗は、平均的な店より多く主導権を手元に残している。
媚びる必要が無いと言い換えてもいいかもしれない。
だから最適解とは一定の距離を置いて我が道を進む事ができる。

最適解な食べ物が嫌いな人は実のところそうそういないと思う。
なぜならそれは大衆の総意だから。
しかし人間誰しも最適解だけでは満足できないという相反する部分を持っているのもまた事実ではないか。
最適解に納得する部分とそれに飽き足らない部分。
後者の割合が特に大きいのがいわゆるマニアである。

だから私はマニアには問答無用で老舗をお勧めするし、そうでない人にも旅先でぐらいは最適解からなるべく離れた物を楽しむ事をお勧めしたい。

それが山本屋の法則である。

おわり






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プロフィール

イナダシュンスケ

Author:イナダシュンスケ
業態開発とメニュー開発を中心に飲食店の雑用全般。enso / Erick south / Erick curry などなど。
ただしこのブログは完全プライベートであります。
偏り気味の食文化論、役に立たない食べ物ウンチク、飲食店の愉快でトホホなリアルライフ、そしてたまにはヒット数稼ぎの阿漕なレシピ公開、好きなものを好きと言うだけの中身の無い雑談、などをだらだらと垂れ流す予定です。
↓小ネタはコチラ↓
https://twitter.com/inadashunsuke

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